大好きなキャラクターが教えてくれたこと

こんにちは、りさです。
突然ですが、あなたには好きなキャラクターはいますか?
ついつい応援したくなったり、ハラハラと目が離せない登場人物。
一度は夢中になった経験、ないでしょうか?
私も、長いオタク人生の中で、
様々なキャラクターにハマってきました。
大好きなキャラクターが、このシーンでどう動くのかな?
そんな妄想を繰り返して、最終的に同人誌まで出していましたから笑
振り返ってみると、
私の好きなキャラクターって
ずっと一貫していたなって。
漫画でも日常生活でも、
この人好き!って思うのに共通点があると思うんですよ。
「ハキハキ喋る子が好き」
とか
「ビジュ重視」
なんてこともあるかも。
私は、
優しくて周りを見れる子
がずっと好きです。
同じオタクの姉からもよく
「りさ、このキャラ好きそう」
って言いながら、漫画を紹介してくれます笑
なんで、こういう子達が好きなんだろうと考えると、
自分とキャラクターを重ねているからだな
って思うんですよ。
キャラクターは人生を映す「鏡」
深く考えてみると、
私たちが「好き!」と思うキャラクターには、
ただ単に性格やビジュアルが好み
っていうだけではないはずなんです。
物語の中で、キャラクターに感情移入することがあると思うんですが、
それって、どこか自分自身と重ねている部分があるからこそ。
私は、三角関係の当て馬キャラが好きになりがちです。
少女漫画で言うと、少し古いかもですが
『僕達がいた』の竹内くんとか『ハチミツとクローバー』の竹本くんとか。
ドラマ『silent』の外川くんには、
なんて健気なの!?と感情移入しまくりでした。
主人公のことが好きなのに、ライバルに譲るシーンを見ると、
「私はあなたの味方だよ!絶対幸せになるんだよ」
って強く願います。
頑張っても、自分ではどうにもならない状況に置かれる切なさ。
それでも、ひたむきに、不器用に生きようとする彼らを
愛おしく思います。
で、なんでそう思うのか根本を探ると、
私って、結構引っ込み思案なところがあって、
人と話していても、
私なんかが話していていいのかしら・・・
って思ってしまうタイプなんですよ。
きっと私の話になんか興味ないんだわ
ってなる。
当て馬くん(ちゃん)も、自分の想いに蓋をすることが多いじゃないですか。
あ、これ私と一緒。
報われないよね。悲しいね。
ちょっと悲劇のヒロインちっくな考え方ではありますが、
そんな風に感情移入しちゃって、
そのキャラクターに魅了されていきます。
私自身、これまでたくさんのキャラクターに
心を動かされてきました。
振り返ると、どれもただ「いいな」と思っただけじゃなく、
自分の内面を投影したり、
自分が理想とする姿を見ているのかなって。
キャラクターって、単なるフィクションじゃなくて、
私たち自身を映し出す「鏡」そのものなんじゃないかなと思います。
私自身の理想とコンプレックス
もう少し深掘りしていこうと思います。
私が好きな「優しくて周りを見れる子」っていうのは、
どんな場面でも、相手の気持ちを汲んで動けるようなキャラクター。
これには、二面性があるなと感じます。
一つ目は、自分の理想
人を傷つけず、誰かのために頑張る姿に惹かれるのは、
私自身が、
もっと周りに気を配れる人でありたい
と思っているからかもしれません。
でも、現実ではつい自分のことで
精一杯になってしまうことも多い。
「こうできたらいいのに」と思いながらも、
行動できず、後悔する瞬間があります。
だからこそ、そのキャラクターの優しさや気配りに、
自分がなりたい姿を重ねて見ているんだな、と感じます。
二つ目は、自分のコンプレックス
当て馬キャラに関しては、前に言った通り
自分の中にある
「報われない努力」に共感しているのかなって思います。
どんなに努力したって、叶わないことだってある。
うん分かるよ、って思う。
私は、それはもう驚くくらいの運動音痴で、
何度も恥ずかしい思いをしてきました。
多分、周りから見たらどうってことないんでしょうけど
体育の時間は、すこぶる居心地が悪かったです。
ハンドボールのシュートフォームのテスト、
私だけ再々試験でしたからね笑
みんなが遠くで遊んでるのをよそに、
体育の先生とマンツーマンレッスン。
早く終われ早く終われ!としか考えてなかったのもあって
何も上達しないまま、熱血先生が諦める形で終わりました・・・。
努力は報われるって言うけれど、
流石に運動音痴の壁を超えることは難しかったです笑
苦手なキャラクターの共通点
こんな風に、キャラクターについて深ぼることで、
最終的に自分のことも知れるって、
めちゃくちゃ楽しくないですか・・・?
(私だけ、、ではないはず!)
好きなキャラからはちょっと外れて、
苦手なキャラクターについてもお話ししていきたいと思います。
私が特に苦手なのは、
「人間味が感じられないキャラクター」
完璧すぎるキャラクターというのは、
見ていて憧れる部分もあります。
ですが、どこかで「本当にこんな人いるの?」と
思ってしまうことがあるんですよ。
とある、アニメのキャラクターで、
いつもチームを引っ張っていく主人公がいました。
みんなに好かれていて、志も高い。
「頑張ろうぜ!」
って一言で、みんなの士気が高まる。
そんな彼が、一応、挫折経験をします。
その挫折シーンが、もう本当に不自然で。
一瞬でそこから抜け出し、明るさを取り戻すんです。
いや、その葛藤なんだったの!?
ってくらいあっけなくって
そこから、彼がロボットにしか見えなくなってしまいました。
だって、現実の人間って、もっと複雑で、
そんなに簡単に折り合いをつけることなんてできないはず。
現実世界で、何か大きな挫折があった時、
すぐに立ち上がれる人なんてほとんどいません。
むしろ、自分の中で何度もその問題と向き合わせられ、
心の中でぶつかり合って、
少しずつ前進していくものだと思うんです。
感情がうまく整理できずに、
何度も立ち止まりたくなる。
そこに人間らしさを感じます。
仲間から「頑張れ」と言われて
すぐに立ち上がれるくらいなら、
もはや挫折ではないんですよ。
だからこそ、もっと苦しんで、悩んで、
そんな姿を見たかったなって。
そうすれば、彼が立ち上がる瞬間に、
心から応援したくなったと思うんです。
現実には、そんな完全無欠の人はなかなかいないでしょうが、
やっぱり人間味がある人の方が興味をそそられます。
誰だって失敗したり、弱さを見せたりすることはありますよね。
でも、隙を一切見せず、
何でも完璧にこなしている姿を見ていると、
少し近寄りがたさを感じるというか。
ポジティブでいるのはとても大事ですが、
人間には、光もあるし、闇もあるはずなんですよ。
弱い部分を全て隠すのではなく、
他の人と共有して、共感し合えるような関係が築けた方が、
ずっといいなって思います。
キャラクターが教えてくれる、あなたの人生
あなたはどんなキャラクターが好きですか?
この機会に一度、好きなキャラクターを想像してみてほしいです。
例えば、もしあなたが
「ちょっとドジで不器用でよく失敗するけど、絶対に諦めないキャラクター」
が好きなら、
「完璧でなくても、自分らしく生きたい」
という想いがあるのかもしれません。
失敗を恐れず、何度も立ち上がるその姿に、心が揺れる。
自分もそんな価値観で生きていきたいって思うのかも。
または、
「普段は冷たそうに見えるけど、実は優しいキャラクター」
に惹かれるなら、
あなた自身が
「本当の自分を誰かに分かってほしい」
と思っているのかもしれませんね。
さりげない気遣いに気づいてくれる人がいると嬉しかったり。
自分自身の中にある「ギャップ」を理解してほしい
という想いの表れかもしれません。
他にも、
「めちゃくちゃ強いけど、孤独を抱えているキャラクター」
に惹かれるなら、
強く見せなきゃ!と思ってるけど、本当は誰かに頼りたい
そんな気持ちをどこかで感じているのかもしれません。
キャラクターというのは、
ただの物語の登場人物に過ぎない
と思うかもしれませんが、
実は、あなた自身の心の中にある理想や願望、
時にはコンプレックスを映し出す鏡でもあるんです。
好きなキャラクターのどこに心が揺さぶられるのか?
を考えることで、
あなたが本当に大切にしているものが見えてくるはずですよ!
ぜひ、コメントやメッセージで、好きなキャラクターを教えてくださいね!